編集のもう一つのポイントとして、音と音を重ねていくと言うことがあります。
テーマミュージックが終わって、コーナーに入るときに、『ぶちっ』って切り替わったら聞いていて辛いです。
無音状態が数秒でもあると、『なんだろう?』って思います。
収録した素材を、組み合わせて聞いていて不自然でないように重ねていきます。
こうすることで、ラジオパーソナリティの喋りがプロっぽく聞こえてきます。
フェードイン、フェードアウト、カットイン、カットアウト、クロスフェードなど、いろいろやり方はあります。
複数の音を重ねるので、ボリュームレベルがマチマチであったり、オーバーしたり、いろいろ起こりますので、その辺も合わせて調整します。
もちろん、編集して完パケを作ることを前提に収録をしているはずですから、音量とかどれくらいにしておけばいいかは、ある程度想定できます。
最終的に、かっこよく聞こえればいいでしょう。
もちろん、ネットに流す、放送するという前提ですので、音が割れていたり、聞こえないなんて言うのは論外です。
この部分は本職の方々もいますので、素人としてはなるべく聞いておかしくないようにやっていきます。
何度もやり直しがきくので、100%を目指すと、なかなか編集が終わりません。
通常は締め切りや機材の使用時間があると思うので、それに制限されますが、個人でやっていると、無制限になりがちです。
ある程度時間を決めて、それ以上は次回以降に技術向上を目指す!という風にするといいでしょう。