番組の時間(尺)
番組を作るわけですから、トータルの時間を決めなければなりません。
普通のラジオだと30分とか60分の番組の中にコーナーがいくつか入っています。
3分か5分くらいのコーナーを組み合わせて1本の番組を作っていきます。
話す力が弱いと、長々と話してもリスナーが苦痛に感じてしまうので、短いコーナーの組み合わせがお勧めです。
仮に10分番組を作るとして、こんな風に考えます。
- 前枠(2分)
- コーナー1(3分)
- コーナー2(3分)
- 後枠(2分)
ラジオパーソナリティは時間を意識して、きっちりその時間内に納めることが大事です。
喋りのテクニックとして、指定された秒数いないで話をする癖を付けましょう。
では、それぞれの中身です。
前枠はタイトルコールと、オープニングトークをします。
オープニングトークは、今日あったことでも、気になっていることでもかまいません。
番組が始まったときに、リスナーを引き込むようなことをすればいいです。
コーナーはそれぞれ3分の中で仕上げます。
コーナーの始まりにジングルを入れて、コーナーが変わったことをリスナーに知らせます。
ジングルでは、曲を掛けてタイトルを言ったります。
ジングルとトークを合わせて決められた時間で終わるようにします。
バックにはBGMを掛けて話した方が、話しやすいですし上手に聞こえます。
後枠も同じです。ジングルは必要ないと思いますが、BGMを掛けて、BGMに乗せて締めのトーク、連絡、告知などを行って、アナ尻(AN尻)で終わります。
『さようなら』(ブチッ)と切るのではなくて、BGMを少し長く入れてF.Oで終わると後で処理がしやすいです。
全体の時間が、決めた時間(ここでは10分)になるようにします。
間隔
ここまでの作業をどれくらいの間隔でできるかを考えます。
取材が多いと、間隔が短いときに続きません。
収録時間はさほど掛からなくても、原稿を用意したり準備する時間もありますから、それらを考慮して、週1にするなど決めていくといいでしょう。
ただ、生放送でないのでネット上に蓄積することを考えると、あまり詰めて収録しなくてもいいと思います。