サウンドステッカーとジングルは、コーナーの区切りや音楽の後、エンディングの前などに挿入される、短い音です。
アマチュア無線で言うところのコールサインですね。
その放送局が、どこの放送局なのかとか、どの番組を放送しているのか、ということを音で表現します。
FM放送とかを聞いていると、局名とコールサイン、周波数をいれた短い音が所々に入っているのがわかると思います。
コーナー区切りであれば、コーナーの頭にコーナーのテーマ曲とタイトルコールを入れて音を作っておきます。そして、それを入れることで、前コーナーを引きずらずにコーナーに入れます。
方式は3つが代表的です。
- TMを流して、途中に音量を下げてタイトルコール、音量を戻してしばらくしたらフェードアウト
- タイトルコール、フェードインでTM、しばらく流してTMをC.O
- TMを流して、途中に音量を下げてトーク開始、トークの終わりにタイトルコール、TMをF.O
全体に声を音に乗せるときは音を下げて、声が消えないようにします。
ネットラジオの場合、コールサインはいわなくてもいいので、サウンドステッカーは単にアクセント的に入れる感じでいいと思います。
ジングルの方は、コーナー数が複数ある場合は、入れた方が締まりますので、是非入れましょう。
大抵のサウンドステッカーやジングルはファイルで用意されますので、ボタン一つで再生できるように設定されていることがあります。パソコンのソフトで何のボタンを押すとどの音声ファイルが流れる(ポン出しと言います)みたいな設定です。
ラジオパーソナリティは、コーナーの区切り等にそれを入れて録音します。
喋りが別取りの場合は、編集段階で挿入します。